■上原沙也加(うえはら さやか)
1993年沖縄県生まれ。東京造形大学卒業。風景のなかに立ち現れる記憶や傷跡、場所や物が保持している時間の層をとらえる実践として、写真作品を制作している。赤々舎より写真集『眠る木』(2022)を発表。主な個展に「The Others」(キヤノンオープンギャラリー 1、INTERFACE – Shomei Tomatsu Lab./2019年)、 「眠る木」(ニコンサロン、Foto Space Reago/2022年)、「緑の部屋」(MISA SHIN GALLERY/2024年)がある。 第36回写真の町東川賞新人作家賞受賞。「VOCA展2024」で奨励賞、大原美術館賞を受賞。

■オーガニックゆうき
1992年沖縄県生まれ。小説家。
2017 年、小説「うないドール」第7 回アガサ・クリスティー賞最終候補
2018 年、小説「入れ子の水は月に轢かれ」第8回アガサ・クリスティー賞受賞
2018 年、小説「入れ子の水は月に轢かれ」刊行(早川書房、2018 年)
2018 年、エッセイ「第8 回アガサ・クリスティー賞受賞の声」(ミステリマガジン 2018年11月号 )
2020 年、小説「喉仏」(文芸ラジオ 第6 号 東北芸術工科大学芸術学部文芸学科/ 編)
2020 年、小説「龍とカナリア」 -(社会・からだ・私についてフェミニズムと考える本 社会評論社)
2022 年、小説「入れ子の水は月に轢かれ」刊行(ハヤカワ文庫JA)

■寺田健人(てらだ けんと)
1991年沖縄県生まれ。美術家、写真作家。
社会が作り出した「性」や「生まれ」に関する諸規範によって人々の行動・思考が決定されていく生政治に関心を持ち、ラディカル・フェミニズムが生み出した「個人的なことは政治的なこと」の実践として、主にパフォーマンスと写真を軸にして制作を行なっている。現在、東京藝術大学 美術学部先端芸術表現科 助教、京都芸術大学通信教育部美術科写真コース 業務担当非常勤講師。

■福地リコ(ふくち りこ)
1993沖縄生まれ。映画制作者として沖縄県内外で活動。
2015 年《クリア》監督 タイディーブサウス映画祭上映、沖縄県立美術館<REFLECTIONS- 時代を見る眼->上映(2022年)
2019 年《汀にて》監督  2019年 渋谷ユーロスペースにて上映
2020 年《BOUNDARIES》監督、脚本 2021年大阪アジアン国際映画祭上映
2022 年 《Childhood’s end》監督 那覇文化芸術劇場なはーとにて上映、KYOTO EXPERIMENT2022 京都国際部隊芸術祭にて上映 
エッセイ· コラム 
2020 年 沖縄タイムス社 新聞 唐獅子コラム連載 
2020 年 モモト44 号「あの戦から75 年」特集《Weisse Gespenst》エッセイ寄稿 
2021 年 現代の理論第25 号「沖縄戦の表象――劇映画、フィクションの先にあるもの」
2022 年 琉球新報社 新聞 落ち穂コラム連載
2023 年 「越境広場」12号 沖縄線と出会いなおす/”ならん”を継ぐ 『継承の失敗と成功』
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